美人局の事件は、男女が存在する限り、未来永劫なくなることはないでしょう

性欲に駆られた男性が、金銭欲で溢れる犯罪者の餌食になる。この構図は人間が誕生してから今現在に至るまでずっと続いてきたことでしょう。

しかし、文明の発達とともに美人局のきっかけとなる男女の出会いの場も変化しています。かつてはダイヤルQ2やツーショットダイヤル、テレクラが出会いの場でした。それがネットの発達により、出会い系サイト・アプリ、LINE等のSNSへと移行してきました。

そして、出会いの場の変化とともにその手口も巧妙化し、美人局の事件の内容も多様化しています。

実際に起きている事件は星の数ほどありますのでここでは紹介し切れません。そこで、実際にマスコミで報道された、最近の傾向を反映した事件を中心にピックアップして紹介していきます。

美人局の事件からその手口や被害内容がわかりますので、今後の対策に生かすことができるはずです。

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美人局の事件・事例のまとめ

LINEという最近の傾向を反映した事件

大阪府では、過去に無料通話アプリのLINEを使った美人局事件が多発したことがありました。加害者は男女のグループで、被害男性と接触する役割を担う女性は17歳の未成年です。

出会い系アプリで知り合った男性を誘い出して待ち合わせ場所に誘導し、そこにグルとなっている男性が待ち伏せして被害者を脅すという手口でした。加害者男性は、待ち合わせ場所にやってきた男性の車に乗り込み、そのまま車内で脅迫。被害額は20万円以上にのぼっています。

参考:続発する古典的手口「美人局」の今は「LINE」…少女と約束のはずが「殺されたいんか」と男たち登場の罠

そのほかにも、LINEを使った、当時14歳~16歳の4人グループによる美人局事件も起きています。

被害者は21歳の男性で、出会い系アプリを通じて少女(当時中学3年生)とLINEでやり取りするようになります。そして、富山県内の公園でその少女と会っていたところ、仲間の少年3人に殴る蹴るの暴行を加えられます。結果、6万円入りの財布を恐喝される被害を受けました。

参考:LINEで「美人局」!14~16歳の少年少女4人を恐喝容疑で逮捕

この2つの事件に共通するのは、どちらも、出会い系アプリからLINEでの直接やり取りに移動していることです。

かつては出会い系サイトで直接やり取りするのが主流でした。しかし最近の傾向では、LINE・Facebook・twitterなどのSNSで連絡を取り合うケースが増えています。時代を反映している美人局の事件といっていいでしょう。

盗撮を誘発して恐喝する新手の手口

歩道橋や駅の階段などで、隠しカメラを持ち歩いて前を歩く女性のスカートの中などを盗撮するという盗撮事件は残念ながら多いものですが、これを逆手に取った美人局事件が起きています。

こちらも大阪で起きた事件です。加害者はまたも男女のグループで、囮となる女性がミニスカートをはき、その場にいる男性が持っていた携帯カメラで盗撮したところ、グルとなっていた男性から「妻を盗撮しただろう」などと声をかけられ、脅迫されて多額の現金を支払うように要求しました。

このケースでは、被害男性が警察に恐喝の相談をしたことが契機となって犯人が逮捕されています。

被害者が違法行為を行っているために、脅迫されても仕方がない状況ができています。そのため、一般的に考えると美人局の被害にあっても警察に相談しにくく、その心情を利用されてしまいます。

参考:盗撮版“美人局”か、男の「出来心」誘発した21歳妻の「ミニスカ」

痴漢でっちあげからの示談金要求

インターネット上に女性が「痴漢をしてほしい」と書き込みし、その提案に乗ってきた中年男性に電車の中で痴漢行為をさせ、ホームで「痴漢だ」として訴えたという事件がありました。目的は、この中年男性を脅迫して示談金をゆすり取ることでした。

このケースでは女性が他の男性と共謀して中年男性を騙していました。スマホの履歴などから美人局であることが判明したため、ことなきを得ていますが、そうでなければ脅迫されて示談金を騙し取られていた可能性もあります。

参考:「痴漢して」という誘いに乗った男性がそれに応じて痴漢。美人局の被害に

そのほかの痴漢でっちあげによる美人局事件として、大学の男子学生(当時24歳)がナンパで知り合った女性(当時31歳)と共謀し、女性が電車内で痴漢をされたことにして加害者を仕立て上げ、男子学生が犯行を目撃したことにして示談金をせしめようとした事件がありました。

女性が自首したため男性は美人局の被害は免れましたが、じつはこの男子学生と女性は、この事件の前にも、出会い系サイトで知り合った男性を誘い出し、美人局の未遂事件も起こしています。

参考:京都府警の警察幹部の息子が女と共謀して痴漢のでっちあげによる美人局で逮捕

みなさんご存知かと思われますが、痴漢冤罪で人生を棒に振った男性が数多くいます。やっていないのに犯行を否認し続けると長期間の身柄拘束が続きます。仕事や家庭に影響がでるため、泣く泣く示談で穏便に済ませる人も少なくありません。

この2つの事件は、痴漢冤罪が示談の方向に流れやすいのを利用した巧妙な美人局といっていいでしょう。

出会い系サイトと未成年がセットの典型例

出会い系サイトで美人局の典型的な事例といえるのが、このケースです。事件は滋賀県で起きており、出会い系サイトで知り合った男性に対して女性とグルになっている加害者がナイフを手に「援交じゃないのか」「殺されるか警察にいくか金を払うかどうする」などといって脅迫し、金銭を奪うという事件がありました。被害現場は、女性と待ち合わせをした駐車場です。

参考:出会い系サイトで美人局「殺されるか、警察行くか、金払うか」容疑の男と17歳少女逮捕

援助交際で呼び出して強盗致傷にまで発展

出会い系アプリで援助交際をもちかけて呼び出した40代の会社役員男性を19歳の女が公園のトイレに連れ込み、共謀者の男二人が乗り込んで恐喝した事件です。

警察に行くことを脅し文句にしていたようですので、被害男性は女性の年齢が18歳未満であると聞いていた可能性はあります。

この二人の男は恐喝したうえで、さらに男性の首を絞めたりヘッドロックをかけるなどして怪我をさせて財布まで奪っています。これにより、強盗致傷罪として再逮捕されました。この犯罪は懲役6年以上というかなり重い罪になります。この事件の悪質性が反映された形となるでしょう。

しかし、もし加害者の女性が本当に18歳未満で、性行為まで行ってしまっていたら、被害男性は警察に駆け込めなかったかもしれません。児童買春禁止法で被害者の男性も逮捕され、会社役員の地位はおろか、実名報道で社会的にも大ダメージを食らうことになるからです。

参考:美人局で逮捕!現場は根岸公園が濃厚か!容疑者の極悪顔画像と特定情報公開

若者向けアプリ”斎藤さん”でターゲットを捕獲

無料通話アプリといえばLINEが主流ですが、アプリにはこの他にもいろいろな無料通話アプリがあります。その中には、知っている人とつながるよりも全く知らない人同士がつながりやすいようなものも。

こういった無料アプリを使って知り合った男性に対して、美人局を働く事件が起きています。今回事件で使われたアプリは、無作為に知らない人と通話ができるという機能がありました。

こういった機能を好んで利用するのは、危機管理意識がまだ浅く、フットワークが軽い未成年や20代などの若い人が多いものですが、それらの世代と出会いたい、遊びたいと考える男性が多くアクセスしていることも容易に考えられます。

こういった若者向けのアプリなどを利用するときには、特に慎重さが求められるといっていいでしょう。

参考:少年少女が「LINE」通じて知り合った大学生を美人局で恐喝

偽アカウントで女性になりすまして美人局

美人局といえば男女が共謀して脅迫などを行うのが通例ですが、SNSなどが普及している今、男性が女性になりすましたアカウントでターゲットに接近するというトラブルも起きています。

女性になりすました偽アカウントを作成してターゲットとなる男性に接近し、親しくなった後で、女性の夫や彼氏などを装った別のアカウントからターゲット男性に接触します。そして「自分の妻をたぶらかしたな」などと言って近づき、慰謝料や示談金などを要求してくるケースです。

実際にあったケースでは、30名以上の私立高校に通う男子生徒が共謀し、被害者となる男性を脅迫していました。

参考:SNSで女性になりすますデジタル美人局 被害届が出にくい理由

事件に巻き込まれたら相談先の選択を

不幸にも美人局の事件に巻き込まれてお金を脅し取られてしまった。あるいは今現在要求されている。そのような方は、状況に応じて、警察か弁護士への相談をオススメします。

これまで紹介した美人局の事件を目にすれば、彼らが常習犯であることがわかります。この手の犯罪に手馴れている者たちは、1度だけでなく執拗にお金を脅し取ることも少なくありません。被害者が忘れかけていたころにまたお金を要求してきた、そういった相談も多く受けています。

いつまでも不安な生活を送ることのないよう、加害者を警察に逮捕してもらうのが得策です。ただし、ご自身にも法に触れるような後ろめたい状況があるのであれば、以下の参考記事を読んで、相談先を警察にするか弁護士にするかよく検討した方が良いでしょう。

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