配偶者や恋人などから暴力の被害を受けるドメスティックバイオレンス(DV)。配偶者からのDVによる相談件数は年々増加しており、警視庁の調査によれば平成30年には9,000件以上もの相談が警察に寄せられています。

にもかかわらず、DVの被害に遭って相談する被害者の数は少ないといわれています。「自分さえ我慢すればいい」「いつもは優しいからいつか止めてくれるはず」など、1人で抱え込んでしまう人が多いためです。

DVは放置しておくとどんどんエスカレートし、命の危険すら生じる危険なものです。「まだ相談するレベルじゃない」「もう少し頑張れる」と耐えて1人で悩まずに、できるだけ早い段階で専門機関に相談しましょう。

今回は、DVの被害に遭ってしまっているときに相談できる窓口についてご紹介します。

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DVに関する被害のよくある相談内容
  • 殴られたり蹴られたりするなどの身体的な暴力を受けている
  • 何が引き金になって怒るかわからず、一度怒り出すと止められない
  • 感情を物にぶつけて、壁などを蹴る、殴るなどして破壊する
  • 従わなければ子どもを殴るなどといって脅される
  • 男友達や親しい友人と会話することを許さない
  • 携帯電話を取り上げられ、壊される
  • 中絶を強要された

DV被害・トラブルの相談先一覧

DV相談ナビ

DV相談ナビは、内閣府が設置している相談窓口です。どこに相談したらよいかわからずに1人で悩んでいる人からの電話を、配偶者暴力支援センターなどの窓口に転送してくれます。

DVといえば殴る、蹴るなどの物理的な暴力を振るわれることだけと考えている人も多いかもしれません。しかし、異常に束縛をしたり、毎回食事を奢らせたりなどの行為もDVに当てはまることがあります。

DVの範囲は広いため、今辛い思いをしているのであれば、一度専門家に相談してみるのはよい方法です。もしもパートナーから受けている行為がDVに当てはまるか分からない、どこに相談したらよいか分からないということで悩んでいるのであれば、DV相談ナビを利用してみてはいかがでしょうか。

転送窓口は全国47拠点となっており、自動で転送されます。

電話番号0570-055210
受付時間相談窓口の受付時間内の間で窓口に自動転送されます。転送先のひとつに配偶者暴力相談支援センターがありますが、平日9時〜17時など受付時間が決まっていますので、できるだけ平日の日中に利用することをお勧めします。

配偶者暴力相談支援センター

配偶者からDV被害を受けている人に対して総合的なサポートをしてくれるのが、配偶者暴力相談支援センターです。DVの相談に対して、適切な相談窓口の紹介だけでなく、被害者の安全確保などにも対応しています。

女性センターや福祉事務所、婦人相談所など、DVの被害に遭っているときの相談先としてはいろいろなものがありますが、これらの窓口が配偶者暴力相談支援センターになっているところもあります。

DVから逃れるためには別居などをして物理的に離れることが重要ですが、本格的に別居するとなれば、引っ越しや転職を考えなければなりません。しかし、そのような準備をしている暇がない、とにかくすぐにでも加害者から離れなければ命の危険があるという状況のときには、一時的な避難先や保護がとても重要です。

配偶者暴力相談支援センターでは、一時避難にも対応しています。

電話番号以下のサイトを参照してください。
配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設一覧
受付時間受付時間はセンターによって異なります。基本的には平日の運営となっていますが、センターによって受付曜日が異なることもありますので、事前に電話で確認してください。

婦人相談所

婦人相談所は、もともと売春をする恐れがある女性を早期発見したり、売春をしている女性の保護、更生を目的とした相談所でした。しかし現在では、DV被害者の支援窓口としても開かれている相談所です。

先ほどもお伝えしたとおり、DVの被害がひどい場合は、加害者から物理的に距離をとり、避難する必要があります。婦人相談所ではそのための一時保護の機能も有しています。配偶者暴力相談支援センターに相談に来た被害者が一時保護が必要な場合も、婦人相談所が保護を行うほか、外部に保護を委託することもあります。

婦人相談所では、面接での相談や巡回での相談対応も行っています。相談所に出向くことが難しい場合でも、まず電話で相談してみましょう。

電話番号以下のサイトを参照してください。
全国の婦人相談所一覧
受付時間こちらも受付時間はセンターによって異なりますので、事前に電話で確認してください。

女性センター

女性センターは、国ではなくて都道府県や市町村の自治体が設置している相談窓口です。女性に多い悩み事や問題に関する相談に対応していますが、女性センターの中にDV専門の相談窓口を置いているところもあります。

具体的な対応内容などはセンターによって異なりますので、まずは最寄りの女性センターに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

電話番号以下のサイトを参照してください。
都道府県・市区町村の男女共同参画・女性のための総合的な施設
受付時間受付時間はセンターによって異なります。

福祉事務所

配偶者からDV被害に遭い、別居や離婚をすることになったときには、引っ越し先や仕事など、その後の生活をどう保っていくかが問題になります。子どもと一緒に避難して離婚となった場合には、シングルマザーとして子どもを養っていかなければなりません。

そうした生活の経済的な支援や援助について相談できるのが、福祉事務所です。福祉事務所も全国に展開していますので、まずは最寄りの福祉事務所を探して相談してみることをお勧めします。

電話番号福祉事務所の一覧表には個別の電話番号は掲載されていないため、市町村役場に問い合わせたほうが近道といえます。

以下のサイトを参照してください。
日本全国自治体のホームページ

受付時間受付時間は福祉事務所によって異なる場合があります。

みんなの人権110番

DVは立派な人権侵害ですが、DVをはじめとした人権侵害の相談を受け付けているのが、法務省が開設している「みんなの人権110番」です。みんなの人権110番では、法務局の職員や人権擁護委員会の委員が相談に乗ってくれます。

みんなの人権110番では、相談に対する対応だけでなく、人権侵害をしている相手方への事情の聞き取りや、加害行為を止めるようにという働きかけなども行ってくれます。

ホームページでは、DV被害に関してどのような対応をとったのかということも一部公表されていますので、参考にしてみてください。

参考:平成22年中に法務省の人権擁護機関が救済措置を講じた具体的事例

電話番号0570-003-110
受付時間平日8:30〜17:15

女性の人権ホットライン

家庭でのDV被害をはじめ、職場でのセクハラなど、女性の人権に関するトラブルの相談ができる窓口が「女性の人権ホットライン」です。

女性の人権ホットラインは、みんなの人権110番と同じく法務局が解説しています。これまでに女性の人権ホットラインに寄せられた相談について、DVを受けている女性をシェルターに保護した事例などがあります。

電話番号0570-070810
受付時間平日8:30〜17:15

よりそいホットライン

よりそいホットラインは、電話相談専用の相談窓口です。DVに限らず、生活する上で困っていることや悩んでいることなどを総合的に相談できる窓口になっています。

DVの被害に遭ってしまい、なんとか解決したいと考えるとき、証拠がなかったり、DVと言えるのかどうかがわからないというように、「本当に今の状況について相談して対応してもらえるかわからない」という不安を抱えている人もいるでしょう。

よりそいホットラインでは、どんな相談でも受け付けていますので、「こんなことを相談していいのだろうか」という心配は無用です。実際にDVの被害を受けているか分からない、今はDVの被害を受けていないけれど精神的に辛い状況が続くなど、具体的な被害のことだけでなく心理的な悩みについても相談できる窓口になっています。

電話番号0120-279-338(DV専用回線は3番)
受付時間24時間
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  • ご相談は無料です(弊所無料相談規定により無料相談を承れない場合もございます)
  • 弊所では、ご相談=ご依頼とは考えておりません。お気軽に無料相談をご利用ください
  • ご相談やご質問のみでも気兼ねなくご連絡ください
  • 離婚に関わるお金や子供の問題で依頼者が有利になるために全力で取り組みます

弁護士にDV被害を相談できる窓口

法テラス(日本司法支援センター)

法テラスは、法的なトラブルに対する相談窓口として国が開設しました。必要に応じて適切な相談窓口を案内してくれるほか、弁護士や司法書士などの法律家へも無料相談することができる窓口です。

法テラスでは、DVの被害を受けている人を対象とした「DV等被害者法律相談援助制度」という制度を設けて対応しています。この制度では、基本的に弁護士を選任し、弁護士が面談による相談対応などを行うことになります。

また、法テラスでは弁護士費用の立て替え制度も整備されています。経済的な問題で泣き寝入りすることのないよう、法テラスに相談してみるのも1つの方法です。

電話番号0570-078374
受付時間平日9:00〜21:00 土曜日9:00〜17:00

ひまわりお悩み110番

日本弁護士連合会が解説している相談センターが、ひまわりお悩み110番です。ひまわりお悩み110番に電話をすることで、最寄りの弁護士会相談センターに繋がりますので、自分の近くにいる弁護士に相談することができます。

「DV被害を受けたので慰謝料を請求したい」「離婚するために調停や裁判を利用したい」というような法的相談に弁護士が対応してくれる無料相談窓口です。

法テラスと同じく、ひまわりお悩み110番でも弁護士に依頼したときの費用を援助する制度などを設けています。

電話番号0570-783110
受付時間弁護士会によって受付時間は異なりますが、基本的には平日9:00〜17:00のところが多くなっています。詳しくは以下のサイトを参照してください。
ひまわりお悩み110番地区別受付時間一覧

警察にDV被害を相談できる窓口

最寄りの警察本部

DVは暴力です。そして暴力は犯罪であり、殺人などの重大な犯罪に発展する可能性は十分にあります。そのため、DVの被害に遭ってしまったときには、警察に相談して被害届を出すなどの対処法も視野に入れておきたいところです。

警察では、捜査や逮捕だけではなく、警告や接近禁止の命令なども出すことができます。DVの被害を受けているときには、最寄りの警察署や警察本部、交番などに相談しましょう。

各都道府県にある警察本部では、DVに関する相談窓口を設けて対応しているところもあります。

電話番号以下のサイトを参照してください。

全国警察署一覧 | 警察署、交番の所在地一覧

受付時間受付時間は警察署によって異なります。夜間などは担当者がいないこともあるため、緊急ではない場合は、平日の日中に来るように言われることもあります。

警察相談専用電話#9110

警察署や警察本部が近くにない場合や、警察署に行くことが難しい、まだ大きな被害が出ていないので警察署に行くまでは考えていないというようなケースでも、警察に相談しておくことは大切です。

警察では、具体的な被害は出ていないけれど不安を感じているケースなどに対しても相談窓口を設けて対応しています。それが警察相談専用電話#9110です。警察相談専用電話#9110では、DVに関しても相談することができます。

電話番号局番なしの#9110
受付時間平日8:30〜17:15
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