警視庁の統計によれば、2018年の交通事故件数は430,601件。死傷者の数は529,378人にも上りました。

事故件数や死傷者数は年々減少しているとはいえ、まだまだ交通事故は多いのが現状です。交通事故の恐ろしいところは、自分に落ち度がなくても事故に遭ってしまう可能性があるということです。

交通事故の被害に遭ってしまったとき、後から後遺症が出てしまったらどこに相談すれば良いのでしょうか。加害者が車両保険に入っていなかったら、誰に相談すれば良いのでしょうか。今回は、交通事故の被害に遭ったときの相談先一覧をご紹介します。

交通事故による被害のよくある相談内容
  • 相手が赤信号で飛び出してきたが、「こっちの信号は青だった」と主張していてらちがあかない
  • 被害者と加害者の間で、どちらの方に過失があったかで揉めている
  • 交通事故によって両親が亡くなってしまい、交通遺児になってしまった
  • 事故当初はケガがなかったが、数ヶ月後から後遺症が出てきてしまった
  • 加害者が車両保険に入っておらず、損害賠償を請求できるか不安
  • 損害保険について損害保険会社に相談したが、対応が悪くトラブルになった
    加害者との示談交渉が進まない
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交通事故の被害の相談先一覧

交通事故の被害に遭ってしまったとき、どうしたらいいか分からずに途方に暮れてしまうことは多々あります。そんなときには1人で抱え込まず、専用の窓口を利用して相談してください。ここでは、交通事故による被害に合ってしまったときに利用できる相談先を掲載しています。

日弁連交通事故相談センター

日弁連交通事故相談センターは日本全国にある相談センターです。日弁連(日本弁護士連合会)が運営していることから、弁護士に無料で相談できるとして、昭和42年の設立以来、長い間利用されてきました。

交通事故に遭ってしまったとき、相手が車両保険に加入していない、過失割合のことで相手と揉めてしまっている、後になって後遺症が出てきたので損害賠償を請求したいなど、いろいろな被害トラブルが考えられます。日弁連交通事故相談センターは、こうした交通事故に関する相談全般について弁護士に相談できる窓口となっています。

日弁連交通事故相談センターでは、弁護士が間に入って加害者と被害者間の示談交渉もサポートしてもらえます。もしも示談が不成立になったとしても、もしマイカー共済などの共済に相手方が加入している場合は「審査の申出」を行うことができます。

この「審査」について、あまり聞いたことがない人もいるかもしれません。一般的には、示談が不成立となったあとは調停や訴訟に進むことになりますが、その前に取ることができる解決手段が審査というものです。

審査では、3名の審査委員会が審査を行い示談について判断するものです。被害者側がその審査結果に対して同意をした場合、審査委員会が出した審査意見を元に示談成立書が作成されます。

日弁連交通事故相談センターは、こうした「審査」についても相談できる窓口となっています。

審査の申出ができる共済については、以下を参照してください。

参照:示談が不成立に終わったとき

電話番号0570-078325
受付時間平日10時00分~16時30分

交通事故相談所

交通事故相談所は、交通安全協会が運営している交通事故に関する相談窓口です。交通事故によって損害賠償請求をしたり相手方と示談交渉をするときなどに、何か困ったことがあれば、全国各地の交通事故相談所で相談員が対応してくれます。

また、物損や人損といった物理的な被害に関することだけではなく、交通事故による精神的なダメージについても臨床心理士が対応してくれるところが特徴です。

臨床心理士の相談対応については、地域によって対応しているかどうかに差がありますので、最寄りの交通事故相談所に事前に確認するようにしてください。また、対応していたとしても月に1回など日にちが決まっていることが多いため、こちらも事前に確認しておきましょう。

電話番号以下のサイトを参照してください。

都道府県・政令指定都市の交通事故相談所等連絡先一覧

受付時間基本的に、平日の10時〜16時がコアタイムとなっているところが多いようです。場所によっては毎日窓口を開設しておらず、週に2,3日となっているところもありますので、事前に確認してください。

そんぽADRセンター

交通事故の被害に遭ってしまったとき、重要なのが損害保険です。加害者になってしまった場合でも、自賠責保険を使えば被害者に支払う損害賠償を補填することができます。

こうした損害保険を請求するとき、損害保険会社とやり取りをすることになりますが、希望している額の支払を拒まれるなど、損害保険会社との間で揉めてしまうことがあります。

そうした損害保険会社に対する苦情に対応してくれるのがそんぽADRセンターです。そんぽADRセンターでは、苦情を受け付けた後に損害保険会社に対して苦情を報告、対応を求める措置をとってくれます。

そのほか、損害賠償や損害保険についての相談に対しても相談員が対応してくれます。

ちなみに、そんぽADRセンターが対応してくれる損害保険会社は日本損害保険協会と手続実施基本契約を結んでいる損害保険会社に限定されますので、事前に確認してから相談しましょう。

損害保険会社一覧はこちらを参照してください。

参考:日本損害保険協会との間で手続実施基本契約を締結した損害保険会社一覧

電話番号0570-022808
受付時間平日9時15分〜17時

NASVA 交通事故被害者ホットライン

NASVA(自動車事故対策機構)とは、交通事故による被害者を支援している機構です。療護施設を設立して被害者を受け入れたり、介護料の給付や生活資金の貸し付けなどを行ったりしている機関です。

NASVAが運用する交通事故被害者ホットラインでは、交通事故に関するあらゆる相談に対応。ホットラインで完結させるわけではなく、相談に応じた窓口を案内するという対応をしています。

また、最初にご紹介したNASVAのサービスを利用したい人からの相談にも対応し、サービスについての案内を行ってくれます。療護施設に入所したい、介護料が支給される対象かどうかを知りたい、生活日や後遺障害保険金などを貸し付けてほしいというような、経済的な支援に関する相談があるときに活用したい窓口です。

電話番号0570-000738
受付時間平日9時〜17時

法テラス

交通事故に遭ってしまい、加害者と示談で揉めている。または、示談はまとまったものの、示談契約書が自分にとって不利なものになっていないか弁護士に相談したい。

この他にも、交通事故に関連して法律に関わるトラブルはいろいろなものがあります。無料で弁護士に法律相談をしたいという場合や、相談後の依頼をするには経済的に難しいというようなときにも気軽に利用できる相談窓口が法テラスです。

法テラスでは、無料で相談に乗ってくれるほか、訴訟などの費用を立て替えてくれるサービスもあります。交通事故に関する法的なトラブルで悩んでいるときには利用しておきたい窓口の1つです。

電話番号0570-078374
受付時間平日9時〜21時、土曜日9時〜17時

被害者団体とは、交通事故の被害者に対してグリーフケア(家族や恋人などの身近な人と死別した人が立ち直れるよう、支援するケア)の場を提供したり、被害者同士が交流することで心のケアができることを目的として立ち上げられた団体です。

これらは公的機関ではないものの、国土交通省では、交通事故の被害者に対して情報提供をするために被害者団体を公表しています。交通事故によって心に深いダメージを負ってしまったときには、被害者団体に相談するというのも1つの方法です。

電話番号以下のサイトを参照してください。

交通事故関係被害者団体

受付時間受付時間は、それぞれの被害者団体によって異なりますので、アクセスしたい被害者団体の情報を確認してください。
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交通事故によって遺児になってしまったときの相談先

交通事故で亡くなってしまった人に子どもがいたとき、その子どもは「交通遺児」と呼ばれることがあります。本来であれば問題のない生活環境や教育環境にあったものの、交通事故で親が亡くなってしまったために、生活が経済的に厳しくなってしまったり、学費を払うのが難しくなってしまったりしたときに相談できる窓口をまとめました。

交通遺児等育成基金

交通事故は、突然人の命を奪います。両親が交通事故によって死亡、または重度の後遺障害の状態になってしまい、子どもの生活が経済的に困窮したり、学校に通うための学費が払えなくなってしまったりという悲しい事態も少なくありません。

こうした交通遺児の生活基盤を安定したものにするため、また、問題なく教育を受けられるようにするために設立されたのが遺児等育成基金です。もしも交通遺児になってしまったときには、交通遺児等育成基金に加入することができます。交通遺児等育成基金では、交通遺児からの相談にも対応しています。

電話番号0120-16-3611

または03-5212-4511

受付時間平日9時〜17時

交通遺児育英会(あしながおじさん)

交通遺児育英会は、交通遺児等育成基金と同じく、交通遺児に対する支援を行っている団体です。支援内容としては、奨学金を無利子で貸与するほか、学生寮で交通遺児を受け入れたりもしています。

鉄道事故や飛行機事故、海難事故は交通遺児育成会の支援の対象とはなりませんが、日本国内だけでなく海外での交通事故も支援の対象になるなど、条件が細かく定められていますので、まずは育英会に相談するか、資料を請求して確認してみてください。

電話番号0120-521219
受付時間平日9時〜17時30分

道路厚生会

道路厚生会は、東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社が管理する道路での交通事故によって両親が亡くなり、交通遺児になってしまった人を対象に支援を行っている団体です。

経済的な理由で学費を納めることができないなど、教育環境が整わない人のうち、高校や高専、特別支援学校などの高等部に在学している子どもに対して「修学資金」として、返済が必要ない資金(年間396,000円)の給付をするという支援も行っています。

電話番号03-6674-1761(交通遺児修学資金給付係)
受付時間平日9:30~12:00 13:00~17:00

後遺症が出てしまったときの相談先

交通事故は、打ち所が悪いと障害が残ってしまうことがあります。特に、頭を打ってしまったり、頭をケガしてしまったりしたときには、思いがけない後遺症が出てしまうこともあります。

交通事故によって、何らかの後遺症が出てしまったときに相談できる窓口をまとめました。

国立障害者リハビリテーションセンター 高次脳機能障害情報・支援センター

重大な交通事故によって、脳機能に障害が残り、日常生活を送ることが困難になってしまうケースがあります。交通事故の前と比べて、こうした脳に関する症状に心当たりがある場合は、症状が軽かったとしても、国立障害者リハビリテーションセンター 高次脳機能障害情報・支援センターに相談してみるのも1つの方法です。

  • 怒りっぽくなった
  • 集中力がなくなった
  • うつ病のように、意欲がなくなった
  • 記憶力が低下した

国立障害者リハビリテーションセンター 高次脳機能障害情報・支援センターでは、交通事故による脳機能の低下という後遺症に対する支援や相談対応を行っています。

脳波などの検査の実施やリハビリ、就職や復職の相談などもセンターで対応しているほか、後遺症で悩む人の「友の会」を立ち上げて会員同士で情報交換をしたり、交流をすることによって支援しているところもあります。

国立障害者リハビリテーションセンター 高次脳機能障害情報・支援センターの相談窓口は全国に展開しているので、まずは最寄りのセンターに相談してみてください。

交通事故に遭ってしまった当初は体に異常がなくても、数日、数ヶ月が経ってから体が痛くなったり、これまでのように体が動かなくなったりというの後遺症が出てしまうことがあります。こうした場合も、センターに相談することをお勧めします。

電話番号以下のサイトを参照してください。

相談窓口の情報

受付時間診療時間は各相談窓口によって異なります。また、事前に予約が必要なこともありますので、まずは自分の地域のセンターに電話やメールなどで問い合わせてください。

事故現場を管轄している警察署

交通事故には、物損事故と人損事故の2種類があります。物損事故とはその名の通り、交通事故によって物の損害が生じたもので、人には損害が生じていない事故のことです。

最初は比較的軽い事故だったので、人には損害が出ていなかったのに、あとから首が痛み出した、体が上手く動かなくなったなどの障害が出てしまうことがあります。

このときは、リハビリセンターに相談するのと合わせて事故現場を管轄している警察署にも相談に行きましょう。物損事故から人損事故に切り替えるためです。

物損事故として処理されている場合は、物の損害しか賠償の対象になりません。しかし、人損事故になれば、人に生じた治療費や、人の損害に対する損害賠償なども請求できることになります。

また、人損事故ということになれば、警察が「実況見分調書」というものを作成してくれます。これは、もしも加害者との間で交通事故の過失割合で揉めたり、お互いに「こちらの方が青信号だった」といって情報に食い違いが生じているときなどに役立つ証拠となります。

電話番号以下のサイトを参照してください。

全国警察署一覧 | 警察署、交番の所在地一覧

受付時間警察署では24時間体制で相談を受け付けていますが、日中以外は当直対応の場合があります。当直の警察官が被害内容の担当部署でない場合は、翌日の日中に改めて電話をするように言われることもありますので注意してください。
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